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筋肉チェイサー

 -TAKEAKI-

 

ここは生命体筋肉の国。

この国ではすべての生命体は筋肉で成り立っており、争いのなくとても平和な国です。

人々の生活は基本的に農業とトレをするサイクルであり、食事は決まって野菜と筋肉から絞った汁をミキサーにかけたものを摂取します。

このような文化が生まれた背景にはこの国の人々には「」がないことと、とてつもなく平和な心を持つことがあります。

平和な心が「ある」というよりかは競争心が「ない」のです。

ある日そんな平和な国に生まれたのが「一三二郎」。

一三二郎郎村二郎家の三男として生まれました。

郎村は一郎、二郎、三郎、四郎、五郎の5世帯からなります。

世帯数が少ないのは争いがなく、基本死ぬということがないからです。

はじめにもって生まれたきんにくを愛し、常日頃トレに勤しんでいれば基本死なないのです。

一三二郎の兄一一二郎と姉の一二二郎は平均的な筋肉量である、5きんにくをもって生まれたのに比べ一三二郎はなんと1きんにくしか持っていませんでした。

1きんにくではきんにく水も絞ることはおろか、トレ、農業といった生活もままなりません。

トレをしなければきんにくが死んでしまいます。

そのため、生まれたとき一三二郎は長く生きられないだろうと周りの人は言っていました。

また、他の人とは異なり、一三二郎には「」が生えていました。

しかし、この国では「」の存在は一般的には知られておらず、かわいそうに・・・としか思われませんでした。