DAWソフト Cubase を使ってボイスチェンジしながらLINEなどの通話をする方法(Mac 向け)
この記事はLasolによって書かれています。
今回はDAWソフトCubaseのオーディオエフェクトを使ってボイスチェンジしたい!その声でLINEやSkypeなどの通話を楽しみたい!という人に向けた、各ソフトウェアの設定方法をお教えします。(^_^)ノ
他のDAWソフトでも、設定の仕方はほとんど変わらないです。
目次
用意するもの
手順① 各種ソフトをインストール
この時点で既にDAWソフトはインストールされていると思うので、残りのLadioCastとsoundflowerをインストールします。
LadiocastはApp Storeからダウンロードできます。
soundfloworについては下記リンクより、ご自身のMacのOSにあったバージョンをダウンロードしてください。
https://github.com/mattingalls/Soundflower/releases/
手順②オーディオデバイスの設定
さて、次はオーディオデバイスの設定です。Macの[Audio MIDI設定]を開いてください。
① 左下の「+」⇨「機器セットを作成」を選択します。
②使うオーディオ装置を選択しチェックをつけます。この時、オーディオインターフェースを持っている方は、オーディオインターフェース+soundflower(2ch)を選択してください。オーディオインターフェースを持っていない方は、内蔵マイク+soundflower(2ch)を選択してください。
ここでは、機器セットの名前が「ボイスチェンジ用」に変更しました。自分の声を入力する装置+soundflower(2ch)と思っていただければ大丈夫です。
手順③サウンド環境設定・LadioCast設定
サウンド環境設定より、出力側に機器セット・入力側にsoundflower(64ch) を設定します。
次にLadioCastの設定を行います。
上の写真のように設定してください。声をモニターする部分には、実際に使うスピーカーにあたる部分を選択してください。モニターする必要がなければ入力1の「メイン」をOFFにしてください。
手順④Cubaseの設定
次はCubaseの設定です。Cubaseを起動し、新しくプロジェクトを作成してください。
ASIOドライバーを作成した機器セットに設定します。
「パスを追加」をクリックし、ステレオ出力先をsoundflowerに割り当てます。(この時、Stereo outのデバイスポートをsoundflowerに変えることでも可能です。)
次にAudioトラックをモノラルで作成し、エフェクトをかけていきます。
上の画像のように、チャンネル設定を開き出力先を設定します。
次に好きなエフェクトやEQなども設定し、モニタリングをオンにします。
これで、Cubaseの設定は終わりです。
手順⑤通話アプリケーションの設定
通話アプリケーションの入出力設定を行います。各アプリケーションの設定を開き、次のように設定します。
スピーカー設定⇨自分が相手の声を聞くための装置「オーディオインターフェース」や「内部スピーカー」などを設定してください。
マイク設定⇨「soundflower(64ch)」もしくは「既定のマイク」を設定してください。「既定のマイク」の場合は、手順③で必ず入力側を「soundflower(64ch)」にしてください。
さあこれで設定は終了です。
LadioCastがこのように反応し、soundflower(64ch)の出力が確認できれば正しく出力できているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?これでボイスエフェクトをかけながら、友達と楽しく会話できますね(^^)b
ちなみに、これを使えばエフェクトをかけつつ、音楽?BGM?もかけつつ会話が楽しめます。いつもとは違った通話を楽しんでいただけたら嬉しいです。
長くなりましたが、ここまで記事を読んでくださりありがとうございました。
それではまた〜
(- -)ノ